DesignTalks04「エドワード・ジョンストンとロンドン地下鉄書体」

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内容:

エドワード・ジョンストンがロンドン交通局のために1916年に制作した地下鉄書体「ジョンストン・サンズ」は後世に大きな影響を与え、その後のCIデザインの始まりとも言われています。ロンドン地下鉄の書体誕生から100年にあたる今年、その制作者、エドワード・ジョンストンに関するトークイベントを開催しました。

長年ジョンストンの研究をしてこられた後藤吉郎先生と山本政幸先生をお招きし、スライドを拝見しながらお話をうかがいました。ジョンストンの著書『Writing and Illuminating, and Lettering』など貴重な書物の現物も多数会場に持ち込んでいただき、参加者で閲覧させていただきました。

大学や博物館での展示となると大変な準備がかかる内容ですが、今回は少人数のイベントでの特別公開ということで、特別に現物を見せていただくことが可能になりました。先生自ら貴重な本の数々をスーツケースに入れて持って来てくださいました。

 

登壇者プロフィール
後藤 吉郎
武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科教授。武蔵野美術大学卒業後、イギリスのロンドン・カレッジ・オブ・プリンティングに留学。1987年より武蔵野美術大学に着任。タイポグラフィを軸にデザインを俯瞰し、印刷メディアからデジタルメディアまで広く研究。訳書に『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』(烏有書林)、著書に『デザイン基礎講座』(アウズ)などがある。

山本 政幸
岐阜大学 教育学部美術教育講座准教授、多摩美術大学 美術学部 グラフィックデザイン学科非常勤講師。筑波大学大学院芸術学研究科修了後、イギリスのレディング大学大学院でタイポグラフィ&グラフィック・コミュニケーションを専攻。エドワード・ジョンストンやエリック・ギルなどを中心にタイポグラフィの研究を行っている。

主催:Book&Design

・当日は、後藤先生が翻訳を手掛けられた書籍『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』(烏有書林)も会場で販売いたします。

http://dezagen.exblog.jp/26382192/