『〈美しい本〉の文化誌』[2020年4月発売・直販サイトで販売中]

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『〈美しい本〉の文化誌 装幀百十年の系譜』

(書店様へ:ご注文はトランスビューへお願いいたします)

夏目漱石『吾輩は猫である』以降、約110年間に日本で刊行されてきた、美しい本350 冊を振り返り、ブックデザインの変遷をまとめた読み物です。

ベストセラーや話題になった装幀のほか、村上春樹『ノルウェイの森』など著者による装幀、恩地孝四郎や芹沢銈介など工芸家による装幀、文化人や編集者による装幀を紹介。書籍で使われてきた用紙や書体に至るまで、あらゆる角度から解説。

著者は『装幀時代』『現代装幀』『装幀列伝』『工作舎物語』など、装幀に関する書籍を多数執筆している臼田捷治氏。

日本の造本文化を支えてきた装幀家、著者、編集者らの仕事でたどる日本近代装幀史の決定版です。

(書店様へ:トランスビューの注文出荷制になります。ご注文はトランスビューへお願いいたします)

(お客様へ:Book&Designの直販サイトからもお求めいただけます)
https://bookdesign.theshop.jp

 

[目次]
第一章:日本の装幀史を素描する
上:本の美術、下:本のデザイン

第二章:目も綾な装飾性か、それとも質実な美しさか

第三章:様式美を支える版画家装幀と〈版〉の重みと

第四章:装幀は紙に始まり紙に終わるー書籍のもとをなす〈用紙〉へのまなざし

第五章:〈装幀家なしの装幀〉の脈流ー著者自身、詩人、文化人、画家、編集者による実践の行方

1.著者自装の系譜をたどる
2.詩人による装幀に流れる抑制の効いたリリシズム
3.文化人による装幀の多彩な展開
4.画家による装幀はなお続く
5.「編集者の顔が見える」装幀への覚悟

第六章:タイポグラフィに基づく方法論の確立と 書き文字による反旗と

第七章:ポストデジタル革命時代の胎動と身体性の復活と

*目次詳細はこちらをクリックしてご覧ください。
目次

*書評掲載情報
・讀賣新聞(7/18朝刊、著者インタビュー掲載)
・讀賣新聞(7/5朝刊、三中信宏氏書評掲載)
・朝日新聞(6/27朝刊、著者インタビュー掲載)
・日本経済新聞(6/20朝刊、永江朗氏書評)
・週刊読書人(6/12、桂川潤氏書評)
・東京新聞(5/30朝刊、カニエナハ氏書評)
その他13紙で書評掲載

 

発行:Book&Design
ISBN:978-4-909718-03-7
定価:本体3,000円+税
仕様:四六判・上製本/336ページ(カラー写真16p+モノクロ文章320p)

発売日:2020年4月17日

著者:臼田捷治
装幀:佐藤篤司
撮影:佐治康生
印刷:藤原印刷
加工:コスモテック
編集:宮後優子

 

本書はBook&Designの直販サイトからもお求めいただけます。
https://bookdesign.theshop.jp

 

[訂正]
口絵  p.4
「泉鏡花『おせん』」→「邦枝完二『おせん』」

第1章 p.38 6行目
荻窪北口」→「荻窪駅南口」

第5章 p.166 後ろから2行目
『日本文学全集』全五十六巻→全三十巻

第6章 p258 9行目 
「作田啓一」→「片田啓一」

 

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