『唐草抄 増補版 装飾文様生命誌』[伊藤俊治著、松田行正造本、牛若丸発行、Book&Design 発売]の刊行を記念し、本書の資料として使用された唐草関連書100 冊の展示とオンライントークイベントを開催します。
[展示]
会期:2022年12月2日[金]−4日[日]、9日[金]−11日[日]の6日間
金曜15:00−20:00、土日12:00−18:00[両会場共通]
会場:2会場で50冊ずつ展示予定
Book&Design
東京都台東区浅草2-1-14 3F[最寄駅:浅草駅] https://book-design.jp
*Book&Designへの行き方
浅草駅から馬道通りを北へ進み、浅草二丁目交差点を通り過ぎてください。焼き鳥の扇屋と朝日信用金庫の間の白いビルの入り口から入り、階段で3階までお上がりください。
iwao gallery
東京都台東区蔵前2-1-27 2F[最寄駅:蔵前駅] https://iwaogallery.jp
*Book&Designからiwao galleryへの行き方
Book&Design前の大通りをまっすぐ浅草駅方向に進み、徒歩15分。晴れた日は隅田川沿いを歩くと気持ちいいです。
[オンライントークイベント]
『唐草抄 増補版 装飾文様生命誌』の造本と書籍内容についてのトークイベントです。
デザイナーの松田行正さんが造本について解説したのち、著者の伊藤俊治さん、ゲストの港千尋さんが唐草文様について解説されています。約60分の映像です。
主催:牛若丸/マツダオフィス、Book&Design、iwao gallery
お問い合わせ:Book&Design(info@book-design.jp)
[書籍紹介]
『唐草抄 増補版 装飾文様生命誌』
伊藤俊治著、松田行正造本、牛若丸発行、Book&Design発売
四六判変型、並製本・コデックス装、304頁、2,800円+税、ISBN978-4-909718-08-2
2021年12月7日発売予定(直販サイト・展示会場で12月1日より先行販売)
直販サイト https://bookdesign.theshop.jp
書籍紹介 https://book-design.jp/works/522/
[プロフィール]
伊藤俊治(いとう・としはる)
美術評論家、美術史家。東京藝術大学名誉教授。多摩美大学客員教授。東京大学文学部美術史学科卒業、同大学大学院人文科学研究科美術史専攻修士課程修了。専門の美術史・写真史の枠を越え、アートとサイエンス、テクノロジーが交差する視点から多角的な評論活動のほか、展覧会の企画・キュレーションも行う。著書に『写真都市』(冬樹社)、『ジオラマ論』(リブロポート、ちくま学芸文庫)『愛の衣裳』(筑摩書房)、『電子美術論』(NTT出版)、『バリ島芸術をつくった男』(平凡社)ほか、新著に『バウハウス百年百図譜』(牛若丸、Book&Design)がある。
松田行正(まつだ・ゆきまさ)
書籍を中心とするグラフィック・デザイナー。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社、牛若丸主宰。「デザインの歴史探偵」としての著述にも励む。最新刊は、『にほん的』(河出書房新社)、『戦争とデザイン』(左右社)。
港千尋(みなと・ちひろ)
1960年神奈川県生まれ。写真家。世界を移動しながら創作、研究、執筆、発表を続けている。国際展のキュレーションなども手がけ、あいちトリエンナーレ2016では芸術監督を務めた。写真集に『瞬間の山』『文字の母たち』(いずれもインスクリプト)など。『風景論――変貌する地球と日本の記憶』(中央公論新社 2018)で2019年度日本写真協会賞を受賞。最新刊に『現代色彩論』(インスクリプト 2021)、『写真論―距離・他者・歴史』(中央公論新社 2022)が予定されている。多摩美術大学情報デザイン学科教授。