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欧文書体デザインの成り立ちの理由、フォントの効果的な使い方、組み方の基礎などを欧文書体デザインの第一人者、小林章氏が解説した教科書。欧文書体の正しい使い方を理解できます。
欧文書体の用語、ローマン体とサンセリフ体の定番書体、イタリックや記号などの正しい使い方、高級感や信頼感などを出したいときに適した書体とその使用例、ワンランク上の使い方などを図版で具体的に紹介しています。
2005年の発売以来、多くのデザイナーに長く読み継がれてきたロングセラー『欧文書体』に『欧文書体2』の内容を追加し、全面改訂しています。
20年間でアップデートされた情報を修正・追加し、OpenTypeに対応した最新情報を盛り込んだ改訂版です。
欧文書体を扱うデザイナーはもちろん、ビジネスパーソンやデザインを学ぶ学生の皆様は必携の一冊。手元に置いて、辞書のように繰り返しお使いいただけます。
旧版『欧文書体』帯文より
「この本は、欧文活字を真に愛する人のことばで綴られている。
とても深く、理路整然と。一字一句もらさず読み終えて、
長いあいだ霧のむこうだったアルファベットが、目の前に現れた。
僕はようやく晴ればれと欧文を組むことができる。」
(アートディレクター 葛西薫さん)
旧版『欧文書体2』帯文より
「待ってました! 史上最大おすすめ本!
欧文の各書体がいつどこで生まれ、
今はどんな形で組まれ、どう活躍しているのか。
日本で初めての深くわかりやすい解説です!
これでプロもアマチュアも
やっと同じスタート地点に立つことができます」
(ブックデザイナー 祖父江慎さん)
[目次]
1 文字のなりたち
1-1 最初の一歩
1-2 コンパスと定規でローマ字はできない
1-3 理屈で割り切れない世界
2 欧文書体を知る
2-1 用語の解説
2-2 フォントの中身
2-3 頼りになる定番書体
2-4 悪い書体はないが、悪いフォントはある
2-5 いろんなGaramond、いろんなCaslon
2-6 恥をかかないための組版ルール
3 欧文書体の選び方
3-1 時代を軸に選ぶ書体
3-2 イギリスらしさを演出する書体
3-3 ドイツらしさを演出する書体
3-4 フランスらしさを演出する書体
3-5 高級感を演出する書体
3-6 親近感を演出する手書き風書体
3-7 食欲をそそる書体
3-8 信頼感を伝える書体
3-9 1970年代を演出する書体
4 欧文書体の楽しみ方
4-1 ひとクラス上の使い方
4-2 スクリプト体を使いこなす
4-3 つくり手と使い手のスペーシングの微調整
4-4 書体を活かす使い方
4-5 文字でない書体:パイフォントと飾り罫
5 欧文書体のつくり手から
5-1 名作をさらに良くする
5-2 書体のつくり手が思うこと
5-3 日本人が欧文書体のデザイン?
参考文献、書体索引、人名・社名索引、用語索引
発行:Book&Design
ISBN:978-4-909718-14-3 C3070
定価:本体3,200円+税
仕様:B5判・並製本/192ページ(カラー)
発売日:2025年5月1日
著者:小林 章
装幀:大崎善治
印刷:東京印書館
編集:宮後優子
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