TypeTalks 第52回「フォントかるた in ドイツ シュピールエッセン2023参加&クリングシュポール博物館見学報告会」

TypeTalks 第52回「フォントかるた in ドイツ シュピールエッセン2023参加&クリングシュポール博物館見学報告会」

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出演:フォントかるた制作チーム、小林 章(Monotypeクリエイティブ・タイプディレクター)

 

読み上げられたフォント名と解説をヒントに、そのフォントの札を取るというかるたゲーム『フォントかるた』。2017年に和文書体のかるたがリリースされ、2022年には欧文編も発売されました。今年2023年10月、フォントかるた制作チームは、世界的なボードゲームマーケットである「シュピールエッセン」(ドイツ)に『フォントかるた 欧文版』を初出展。世界デビューを果たしました。

はたして世界のフォント好きにも『フォントかるた』は刺さるのか? この面白さが伝わるのか? 日本独特のゲーム、かるたを理解してもらうことはできたのか? トークイベントの前半では、その様子を写真や映像とともに報告していただきます。

またこの機会に、フォントかるた制作チームは、オッフェンバッハにあるクリングシュポール博物館を見学。ライブラリーで活字書体の資料やカリグラフィ作品も拝観してきました。トークの後半では、その貴重な資料の写真をスライドで紹介します。Monotype のクリエイティブ・タイプディレクター、小林章が聞き手と解説を担当。素晴らしい活字資料やカリグラフィ作品が見られる、またとない機会です。ふるってご参加ください。

(今回のTypeTalksは、東京・飯田橋にある印刷博物館で行います。博物館の素晴らしい展示もぜひご覧ください。https://www.printing-museum.org/

 

■TypeTalksについて

TypeTalksはゲストが一方的に教えるセミナーではなく、会場の参加者と交流しながら楽しく進めるトークイベントです。
ゲストと参加者の活発な意見交換を目的としているので、時には話が横道にそれることも(そのように回り道に見えるのが、じつはタイポグラフィの近道なんです)。
タイポグラフィに関心のある方ならどなたでも参加でき、ゲストと参加者が気軽に話せる会として2010年11月から開催されています(企画は、タイプディレクターの小林章、欧文活字組版の髙岡昌生、担当編集者の宮後優子)。

過去のTypeTalksの内容については、こちらをご覧ください。
https://typography-mag.jp/typetalks/

 

■注意事項

・録音・録画・撮影はご遠慮ください。
・37度以上の熱や咳がある方は入場をお控えください。

 

■開催概要

【日時】
2023年11月3日 (金・祝) 14:00 – 15:30(13:30開場)

【会場】
印刷博物館 B1F 研修室(東京都文京区水道1-3-3 トッパン小石川ビル)
https://www.printing-museum.org/

【定員】
80名(要事前予約、先着順)

【参加費】
1,000円(会場で現金支払い。カード・電子決済不可)
(当日は文化の日のため印刷博物館の入場料は無料になります)

【申込方法】
以下リンク先のフォームからお申し込みください。参加費は当日会場でお支払いください。
https://docs.google.com/forms/d/1ZTDPGkNf6St_fx1-_BRN4DJn-XV_0TbojaFLTDI1ui0/edit

【主催・問い合わせ】
TypeTalks、Book&Design(info@book-design.jp

【協力】
印刷博物館

 

 

(上2点:シュピールエッセン2023、下1点:クリングシュポール博物館)

 

■ゲスト・プロフィール

フォントかるた制作チーム

グラフィックデザイナーのせきねめぐみ、伊達千代、星わにこ、横田良子の4人のユニットで、2017年に『フォントかるた 』をリリース。タイポグラフィの魅力と楽しさを広く知ってもらうべくイベントへの出展、セミナーやフォントかるた大会の主催、出版、テレビ出演、グッズ制作などの活動を行う。2020年「『愛のあるユニークで豊かな書体。』フォントかるたのフォント読本」を出版。2022年には『フォントかるた 欧文版』をリリースし、ドイツのボードゲームマーケット『SPIEL ESSEN 2023』に初出展を果たした。

 

小林 章

Monotype クリエイティブ・タイプディレクター。欧⽂書体の国際コンペティションで2度のグランプリを獲得して2001年よりドイツ在住。有名な書体デザイナーであるヘルマン・ツァップ⽒やアドリアン・フルティガー⽒との共同での書体開発のほか、⽇本語書体「たづがね⾓ゴシック」「Shorai Sans」のディレクションを担当した。欧⽶、アジアを中⼼に講演やワークショップを⾏うほか、世界的なコンテストの審査員も務める。2022年にType Directors ClubのTDCメダルを受賞。