TypeTalks 第54回『日本語のデザイン』刊行記念 「日本語のデザイン あとさき」出演:永原 康史(グラフィックデザイナー)

TypeTalks 第54回『日本語のデザイン』刊行記念 「日本語のデザイン あとさき」出演:永原 康史(グラフィックデザイナー)

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日本語が文字で表現される時、どのように記されてきたのでしょうか? 古代の金属に刻まれた漢字から1980 年代に登場したデジタルフォントに至るまで、日本語の文字表現は約2000年にわたり時代とともに移り変わってきました。

このたび出版される書籍『日本語のデザイン 文字からみる視覚文化史』では、そうした日本語の文字表現がデザインの視点から読み解かれています。著者は、電子メディアや展覧会のプロジェクトも手がけメディア横断的に活動するグラフィックデザイナーの永原 康史さんです。今回のTypeTalksでは、永原さんをゲストにお招きして、日本語の文字表現の特徴や言語の視覚化について、お話をうかがいます。

ことば(音声)はこれまで文字でどのように表現されてきたのか、そしてこれからどう表現されていくのか、文字表現について考えます。本書の中でも触れられているインターカルチュラリズムについて、国境を越える言語表現は可能なのか、さまざまな事例から考察。また、日本語の表現としてのアルゴリズミックタイポグラフィ(アルゴリズムを用いたタイポグラフィ表現)についてもお話しいただきます。

永原さんご本人から直接お話をうかがえる貴重な機会となります。トークイベント終了後には、サイン会も行う予定です。皆様、お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
(会場で本書をお買い上げのお客様には、特典NFTがつく予定です)

 

■イベントお申し込み
https://aoyamabc.jp/collections/event/products/typetalks54/

 

■TypeTalksについて
TypeTalksはゲストが一方的に教えるセミナーではなく、会場の参加者と交流しながら楽しく進めるトークイベントです。
ゲストと参加者の活発な意見交換を目的としているので、時には話が横道にそれることも(そのように回り道に見えるのが、じつはタイポグラフィの近道なんです)。
タイポグラフィに関心のある方ならどなたでも参加でき、ゲストと参加者が気軽に話せる会として2010年11月から開催されています(企画は、タイプディレクターの小林章、欧文活字組版の髙岡昌生、担当編集者の宮後優子)。

過去のTypeTalksの内容については、こちらをご覧ください。

 

 

■登壇者、著者について

永原 康史(ながはら やすひと)

グラフィックデザイナー。電子メディアや展覧会のプロジェクトも手がけメディア横断的に活動する。2005年愛知万博「サイバー日本館」、2008年スペイン・サラゴサ万博日本館サイトのアートディレクターを歴任。1997年〜2006年IAMAS(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)教授。2006年〜2023年多摩美術大学情報デザイン学科教授。2022年に初の作品集『よむかたち デジタルとフィジカルをつなぐメディアデザインの実践』を刊行、『インフォグラフィックスの潮流』(ともに誠文堂新光社)、『デザインの風景』(ビー・エヌ・エヌ)など著書多数。タイポグラフィの分野でも独自の研究と実践を重ね、多くの著作を発表している。

 

 

■書籍について

『日本語のデザイン 文字からみる視覚文化史』

著者:永原 康史
発行:Book&Design
ISBN:978-4-909718-11-2
定価:本体 3,000 円+税
仕様:A5 判・上製  176 ぺージ
発売日:2024 年 4 月17 日発売予定
https://book-design.jp/works/644/

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https://bookdesign.theshop.jp/