『明朝体の教室 日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか』(2024年1月10日発売予定)

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史上初! 書体デザインの第一人者が書いた明朝体の作り方の本

 

書体デザインの第一人者、鳥海修氏が明朝体のデザインと作り方について書いた本です。本文用明朝体の制作手順から、各書体の比較検討、文字の歴史まで、明朝体のすべてを、わかりやすく解説しています。

字游工房の游明朝体を基準にして、漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベット、約物の順に文字デザインの特徴を説明。さまざまな明朝体と比較しながら、明朝体の本質に迫ります。

今まで言語化されることのなかった明朝体の作り方が初めて書籍にまとめられました。

デザイナーや文字を愛するすべての方に読んでいただきたい一冊です。

 

【著者コメント】

書体デザインに携わっている人はもちろん、これから書体デザインをめざそうとする人、書体デザインに興味のある人は、ぜひこの本から、書体デザインの楽しさと奥深さを感じ取っていただけるとうれしいです。

明朝体の世界へ、ようこそ。(鳥海修)

 

【著者プロフィール】

鳥海修(とりのうみおさむ)

書体設計士。1955年山形県生まれ。多摩美術大学卒業。79年写研入社。89年字游工房の設立に参加する。ヒラギノシリーズ、こぶりなゴシック、游書体ライブラリーの游明朝体・游ゴシック体など、ベーシックな書体を中心に100以上の書体開発に携わる。2002年佐藤敬之輔賞、05年グッドデザイン賞、08年東京TDCタイプデザイン賞を受賞。12年から「文字塾」を主宰し、現在は「松本文字塾」(長野県松本市)で明朝体の仮名の作り方を指導している。22年には個展「もじのうみ 水のような、空気のような活字」(京都dddギャラリー)を開催した。著書に『文字を作る仕事』(晶文社、日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、『本をつくる 書体設計、活版印刷、手製本――職人が手でつくる谷川俊太郎詩集』(河出書房新社、共著)がある。

 

【目次】

第1章 漢字の作り方

・書体デザインの基礎知識1 大きさ、骨格、エレメント、太さ 四つのポイントを概説する
・書体デザインの基礎知識2 錯視と黒みムラを調整する
・書体見本の作り方
・単体漢字の作り方
・左右合成漢字の作り方
・上下合成漢字の作り方
・字種拡張の方法

コラム  漢字とひらがなの3500年史

第2章 仮名の作り方

・仮名と漢字の親和性

[ひらがなを作る]

・言葉から始まるデザイン
・ひらがなの書き方
・横組み用ひらがな

[カタカナを作る]

・カタカナのパターン分類
・濁音半濁音、拗促音、長音、踊り字、ルビの作り方
・組版テストの方法

第3章 欧文書体、算用数字、約物などについて

・欧文書体と算用数字の作り方
・約物の作り方

あとがき
使用書体一覧
索引

 

【書誌データ】

『明朝体の教室 
 日本で150年の歴史を持つ明朝体は、どのようにデザインされているのか』

鳥海 修 著、Book&Design 発行
A5判、並製本、352頁、3,200円+税、ISBN978-4-909718-10-5
2024年1月10日発売予定

 

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