『明朝体の教室』刊行記念展 「本と文字と私」

『明朝体の教室』刊行記念展 「本と文字と私」

 

 

書体設計士の鳥海修氏が今までに出会った特に印象に残っている本と、制作に関わった書体を使用している本を、解説付きで展示します。

「当たり前ですが、文字さえあれば本が成立するわけではなく、むしろ文字は本を構成する部品でしかありません。ただ、その部品に私たち書体設計士はどのように対峙するのか、その姿勢こそが大事だと思うのです」(鳥海氏)

 

[展示概要]
1. 原字と本
  游明朝、游明朝体五号かな、游ゴシック、文麗仮名、蒼穹仮名、朝靄仮名、
  フミテ、凪などの原字とその書体が使われている本を展示。

2. 鳥海氏が影響を受けた本(内容と装丁)/他社書体
  夏目漱石、中川一政、平野甲賀ほか。書体はもとより組版や装丁などで、
  いろいろ見所があり、影響を受けた本を展示。

3. 藤沢周平の本(単行本)/他社書体
  萬玉邦夫は、平野甲賀が勝てない唯一の装丁家(游明朝体の開発と繋がる)。
  ここでは凸版明朝体の活版とオフセットで佇まいが異なることが分かります。

4. 藤沢周平の本(文庫本)/他社書体
  新潮文庫、文春文庫、講談社文庫、中公文庫で異なる使用書体を比較。
  さらに文庫で文字を大きくした美しい組版も展示。

 

日時:2024年3月8日[金]、9日[土]、10日[日]、15日[金]、16日[土]、17日[日]
(金土日のみオープンします。金:15:00-20:00、土日:13:00-18:00)

場所:Book&Design(東京都台東区浅草2-1-14 3F)
   エレベーターがなく、階段のみの建物になります。

主催:Book&Design 協力:字游工房

問い合わせ:Book&Design(info@book-design.jp

 

[書籍情報]

『明朝体の教室 日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか』
鳥海 修著、Book&Design刊
https://book-design.jp/works/602/